胃カメラ

私は車椅子で麻酔の準備をする部屋に運ばれました。

大きな部屋にカーテンで仕切られたベッドが何台も並んでいます。ほとんどのカーテンは開け放たれ、人がいるベッドはまばらでした。

その中のベッドの一つに寝かされ、静脈に点滴用の針を刺されました。

 

アメリカの胃カメラは眠った状態です。その方が患者の体の負担は少ないし、眠っていればえづいたり動く事がないのでドクターもしっかり調べることができるとのこと。

 

前回の記事には「全身麻酔」と書いたのですが、それは英語では(General)Anesthesia。

しかし記録を見たらこの胃カメラの時はSedationだったので「鎮静剤を投与された」と言った方が正しいのかも。

 

ともあれ。

麻酔の準備が終わり、胃カメラの処置室に入るとナースが二人。先ほどのドクターはまだ来ていませんでした。

 

ナースが私の左手首につけられたリストバンドをスキャンします。その上で名前と生年月日、これから何の処置を行うのか質問されました。取り違えなどの医療ミスを防ぐための確認です。

 

そこでドクターが現れ準備はできた様子。

ナースがお薬入りまーすと言うと、ほんの数秒で私は眠りに落ちました。RN(Registered Nurse)はそういった医療行為も行えるのだな。。。と考えながら。